「おから茶」で大豆イソフラボンを効率よく摂ろう!
豆腐を造る過程ででる大豆の搾りかすの「おから」
大豆イソフラボンの他、身体にいい成分をいっぱい含む食材です。
価格も安価で、レシピもいろいろありますが、
イソフラボンを効率よく摂るには、お茶にするのが一番。
私もそうなんですが、
食感がちょっと苦手・・・という方でも、お茶なら大丈夫!
なぜ、お茶がお薦めかというと、
大豆イソフラボンには、
「グリコシド型」と「アグリコン型」とがあるんですが、
一般的にイソフラボンは、
糖がついている分子量の大きなイソフラボンで、
これを「グリコシド型イソフラボン」といいます。
煮豆や納豆、豆腐などに含まれています。
そして、糖が腸内細菌などの働きで外れ、
吸収されやすい分子量の小さな状態になった状態を
「アグリコン型イソフラボン」といいますが、
最初からこの形のイソフラボンを含む食品は味噌ぐらいなんです。
(味噌の発酵時に、糖が分解されるため)
この2つの違いは、『吸収のされやすさ』です。
「アグリコン型イソフラボン」は分子量が小さいため、
胃や腸から吸収されますが、
「グリコシド型イソフラボン」は分子量が大きく、
食べてもそのままでは吸収されないんですね。
吸収するには腸内細菌の働きで分解し、
分子量の小さな「アグリコン型イソフラボン」にする必要があるんです。
でも、腸内細菌の働きには個人差がありますし、
すべてが分解できるわけではないため、
吸収されるイソフラボン量にバラツキが生まれます。
ところが『おから茶』にすると、
おからを焙煎する課程で、糖が外れ、
イソフラボンは「グリコシド型」から「アグリコン型」に変化!
だからサプリメントのように
スムーズにイソフラボンを摂取することができるのです!
しかし、どんな食べ物も同じですが、
必要以上に大量摂取することは望ましくありません。
1日1~2リットルが目安です。
おから茶の詳しい作り方はこちらで説明されています。